今回、わざわざ、福井市に立ち寄ったかといえば、すでに歩いた富山市、金沢市と合わせて、北陸三都の中心市街地の現状を把握するためだった。でも、それが予想外に早く終わってしまった。観光案内所でもらったガイドを見ても、福井市内には見るほどのものがほとんどなくて、唯一、見つけたのが、この愛宕坂。んで、ぶらり歩いてみることにしたのです。

愛宕坂は、横坂、百坂がつながっており、坂を上ると、福井市内が一望できます。

愛宕坂には、
愛宕坂茶道具美術館などの美術館や「灯の回廊」などのイベントもあります。

基本、あまり資料は読まず、地図も見ず、歩きます。ぶらりの基本っすよね。ま、だいたい、行政のパンフレットにしろ、るるぶなどのガイドブックにせよ、あてにならないんですよね。本当に魅力的な場所はそういうものには載らない。まさに、パラドックスっすよねー。

とりあえず、坂が好き。バカと煙は高いところが好きっていうそうですが、それか?

わき道があると、必ず、そっちにそれる。鉄則!

この曲がり、上がり具合は好きだ。先が見えない、わくわく感。

どこに続いているんだろう。どんなところに誘ってくれるんだろう?って思って歩く。それが楽しい。

あ、いい感じの階段みっけ。

あれっ?あれって何?なんか素敵な洋館だ。
福井市水道記念館です。もともと水道局の施設で、隣接した建物は今でも水道局みたいですが、この文化的資源はもっと別のことに活用したらいいんじゃないかな、とか思う。ポンプ飾っておいても、どうなんだろうか?

美しい建物だと思うんだよね。

町並み的には、福井市はとても県庁所在地とは思えないくらい魅力的ではないんだよね。まちとは何か?その本質、哲学、町の美学、資質が問われる、と個人的には思っている。

記念館は、愛宕坂から、横坂を抜けた百坂側にあります。




百坂から福井市内を一望する。

昔の福井市内の風景と比べてみる。

この古い石組は何だったんだろう。福井は平地も沢山あるように見えるけど、坂の上にわざわざ、昔はどういうところだったんだろうか。愛宕の語源は今一つ分かっていないようだけど、各地に愛宕山とかあるよね。

うおぉぉぉ・・・今回、福井で最もテンションの上がった瞬間。ゾクゾクする。

超陶酔。

足羽神社さんです。

不思議な木。途中にも、結構、たくさん、二股交差の木があったなー。

狛犬親子。はじめて見たような・・・。

すごいしだれ桜。あと、もうちょっとだったのにね。っていうか、咲いたら、すごい人だと思うけど。結構、鬱蒼としたところにあるんだよね。のぼって来る時、若干怖かったもん。

桜絵馬。

再び、愛宕を降りて行くと、こんなお寺発見。百坂を上がったところに足羽神社参道があり、そこで愛宕坂に繋がっている。

虚空蔵大菩薩様は、丑寅の守り神様だそうです。あ、私じゃんか。

不思議な苔の生え方だなー。

福井の偉人さん?

一時間もあれば、一回りできます。駅からも徒歩20分くらいで行けます。
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