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川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間

新潟県湯沢町、越後湯沢温泉「雪国の宿 高半」は、川端康成「雪国」ゆかりの宿として知られている。今回はこの宿に泊まるため、仙台での講演の後、わざわざ移動してきた。食事はもう少し方向性を見直しした方が良いと思うが、温泉・ホスピタリティにも優れ、このかすみの間を含めたソフト力で恋する宿に認定する。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という有名過ぎる一説から始まる川端康成の小説『雪国』は、昭和9年から12年にかけて、ここ高半「かすみの間」にて執筆された。高半には、その部屋を当時のまま保存、各種資料ともに展示している。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
高半の二階は、宿泊者が泊まる以外の楽しみや寛ぎを提供しているスペースとして優れている。宿が単なる宿泊施設や食べきれない御膳で高い金を取るビジネスモデルはもう終わりだ。これからの宿は宿に泊まること、そこで過ごすことが目的にならなければ、生き残っていけない。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
雪国に関する展示品は非常に充実している。そういう意味では、今回は夜19時過ぎに着き、9時には出かけるということで、ゆっくりじっくり見るというほどのゆとりがなかったのだけど、雪国の世界観を味わうことは十分できた。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
展示室から、かすみの間に入っていくところ。のれんの使い方も場面転換的に上手いと思う。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
川端にはまった時代が懐かしい。もはや小説をゆっくり読む時間、というより心のゆとりもない。宝籤でも当てて隠遁したいよ、まったく。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
エントランスにすでに世界観が漂っている。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
かすみの間は、よくあるハコモノ展示と一線を画している。多くの赤字のハコモノ観光施設にないものが、ここにある。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
やっぱり、窓の外は、こうでなくっちゃ。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
座敷の中にも入ってみることができる。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
うーん、魅せるねぇ。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
ゆかりの品も多数展示されている。映画にもなったんだもんね。お話はこの平成の世ではちょっと成り立たない、昭和なんだけど、そういうおとぎ話みたいな小説の世界にひたるのもいいと思うよね。もっとも、雪国のお話自体にはなかなか共感できないけどね。でも、川端の文体は美しく、やはり浸れますよ。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』かすみの間
川端作品世界に浸るには、やはりここはおすすめです。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』
二階には図書コーナーもあります。

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』
一階ロビィーには

川端康成「雪国」ゆかりの宿『高半』
雪国関連の書籍販売コーナーも結構充実していた。
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水津陽子

Author:水津陽子
合同会社フォーティR&C代表・地域活性化・まちづくりコンサルタント。1998年経営コンサルタント・行政書士として独立開業。全国で講演、コンサルティング、調査研究、執筆活動を行っています。

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